新卒金融くんのつぶやき

新卒で金融機関に入った僕が、日々思ったことをつぶやきます。主に就活と仕事のことがメインです。職業柄、お金のあれこれもつぶやきます。

そのインターン、何のために参加するの?

こんばんは!

 

今日は、サマーインターンについてお話ししたいと思います!

 

さて、いきなりですが、皆さんは何が目的でインターンに応募しているのですか?

情報収集のため?優遇を得るため?

 

何か目的を持って参加するのであれば、どのような理由であれ良いと思います。

 

しかし、

 

・まぁ何となく...

・友達が応募してたから自分も...

 

っていう、消極的な理由だと、せっかくの良い機会なのに

十分活かしきれない恐れがあります。

 

そこで、今日は私がサマーに参加していた目的を

書いていこうと思います!良かったら参考にしてくださいね!

 

自分がサマーに参加していたたった1つの理由

 

先に結論から書いて行きますけど、

自分がサマーに申し込んでいた理由のうち、最も大きな理由は

 

 

「本選考への下準備」

 

です。早期選考やインターン優遇は、後からついてきたオマケです笑

 

は?何いってるの?

サーモン、何当たり前のこと言ってるの??バカなの??

 

って方、多いと思います。

 

 

 

 

しかしこれ、意外と奥が深いんです...

 

そもそも就活のゴールは、内定をとること

 

就活のゴールは、サマーに参加することではありません。

サマーに参加しても、本選考で落ちてしまえば内定を得ることはできません。

 

内定をとる、というゴールを見定めて、そこに足りないものを補って行くのが

就活です。

 

ゴールから逆算して、戦略立てて行動して行くのが就活です。

 

想像して見てください。

 

今、あなたは来年の6月にどうしても行きたい業界の本選考を受けています。

 

受かる自信ありますか???

 

YES!と答えられる人は少ないと思います。

 

じゃあ、今の自分に足りないものは何なのか?

これ、多分わからないと思います。

 

なぜなら、まだ本選考のことを知らないからです。

本選考で何が重視され、何が求められるのか知らないからです。

 

そこでまずは、本選考について話していきます。

 

本選考のフローは、サマーを少し長くしただけです

本選考は、日系大手のほとんどは6月から面接解禁です。

コンサルならサマー後~3月が主流です。

マスコミも、11月~4月が主流です。

 

本選考のフローは、サマーの延長版だと思ってくれて良いです。

 

①ESの提出→サマーより文字数は多くなります。

②適性検査→圧倒的にSPIテストセンターが多いです。

(最近はコロナの影響でwebテストも増えてきましたが)

③面接×複数回→ここが勝負所です。

 

GDは?と思われる方がいるかもしれませんが、

GDを本選考で課してくる企業はサマーに比べたらかなり少ないです。

 

それに、サマーと本選考ではGDで見ているポイントが違います。

・サマー→目立つ奴を引っこ抜く!

・本選考→ヤベー奴を落とす!

 

です。

サマーは、選考に時間をかけてられないので、8人くらいの中から1人優秀な奴を

引っこ抜く方が効率が良いです。

 

逆に本選考は、じっくり面接でその人の性格を見てくれるので

むしろネガティブチェックな色合いが強いです。

 

GD苦手だなって思ってた人には朗報ですね!

 

本選考は面接が勝負だよ!!!

 

さて、上にも書いたように、複数回の面接を経て、内定をゲットできます。

 

私は、よく21卒の学生にこう言っていました。

 

本選考の面接で大事なのは3つある

 

ガクチカ

・自己PR

・志望動機

 

この3つです。

 

もちろん他にも色々ありますが、

どの企業でも聞かれ、必ず抑えておかなくてはいけないのがこの3つです。

 

経験則から言うと、

 

ガクチカ→35%

・自己PR→15%

・志望動機→50%

 

くらいの重要度です。

 

サマーでもこの3つが主流ですが、重要度が違います。

 

ガクチカ→45%

・自己PR→40%

・志望動機→15%

 

くらいです。

(もちろん志望動機がっつり聞いてくるところもあるので注意してください)

 

サマーで面接慣れをして、ガクチカと自己PRを磨く!!!

さて、本選考に必要な3つがわかったと思うのですが、

この3つは、面接を通して磨かれていきます。

 

その練習の場としてもってこいなのが、サマーインターンです。

特に、志望動機を除いた自己PRとガクチカを磨くことを目的に

 

面接をバンバン受けまくっていました。

 

ベンチャーからあまり興味ない企業まで

 

面接に足を運んで、PDCAを回しまくっていました。

 

上にも書いたように、サマーは志望動機あんまり聞かれないので

 

興味ない企業や業界でも構いません。自己PRとガクチカが目的なので。

 

つまり、

 

①本選考ではガクチカと自己PRが問われる!

②でも、まだしっかり言える自信ない...

③そうだ!サマーで練習しよう!

 

これが、本選考から逆算して導かれた、サマーの選考を受ける目的です。

 

面接は、本当に慣れだと思います。

才能ではありません。

 

自分も最初は全く話せませんでしたが、

サマーやウインターのインターンで面接を受けまくった結果

本選考では向かうところ敵なしでした。

 

面接が苦手だなって人、とにかく場数を踏みましょう!!!

 

サマーは志望動機を作りに行く場!

 

さて、本選考に必要な2つはサマーやウインターのインターン選考で

磨くとして、

 

本選考でウエイトを最もしめる

 

「志望動機」

 

こいつを作っていかなくてはなりません。

 

本選考の志望理由の作り方はいくつかありますが

 

ここではサーモン流志望動機の作り方を説明します。

 

それは、「どんどん分解」型の志望動機です。

 

①自分の軸・大切にしたいこと・将来成し遂げたいこと

②その軸を満たす業界(2つ以上)

③その中でも、なぜ〇〇業界なのか

④〇〇業界の中でも、なぜ△△業界(さらに細分化)なのか

⑤その△△業界の中でも、なぜ××社なのか

⑥その××社で自分が実現したいこと/貢献できること

 

この順番に掘っていって、それを面接で話すってやり方です。

21卒の就活生にも大変好評でした。

 

さぁ、もっと詳しく見ていきましょう。

 

①自分の軸・大切にしたいこと・将来成し遂げたいこと

 

→これは、自分の軸ですね。

会社は、自分の目標やなしたげたいことを叶える手段です。

目的ではありません。

あなたのやりたいことは何ですか?

 

それに加え、そう思った「理由・経験」もセットです!!

そうすることで説得力を加えることができます。

 

この①がまだ足りないなって思った方、

 

「あなたがやるべきは自己分析です」

 

 

さぁ、①が仮決めされた!という方、

次は②です。

(言い忘れていましたが、①は完全に確定させる必要はありません。こんな感じかな?で良いです。幅を持たせることが大事です。

 

言うなれば、Y=aX+bと一本の式に決めなくても良いんです。

第一象限くらい幅広く仮決めしちゃっていいんです。

(伝わりにくいたとえでごめんなさい...)

 

最終的に一本の式に決まるのは、おそらく就活後期です。)

 

②は、よく面接で聞かれる、

「君、他の業界どこ受けているの??」です。

 

①を満たすような業界をいくつかあげましょう。

 

この②ができていないと思った方、

「あなたが今やるべきは業界研究です」

 

業界研究のために、説明会やインターンに参加するのです。

本やネットで、調べてみるのです。

自分に足りないところを、補って行くのです。

 

さぁ、次は③です。

③では、その中でなぜ〇〇という業界なのか言います。

各業界の違いに注目しなくてはいけません。

 

ここが足りてない・知識ないという方、

「あなたが今やるべきは業界研究です」

 

その業界のインターンに参加して見ましょう。

説明会に行って、話を聞いて見ましょう。

OB訪問してもいいかもしれませんね?

 

④は、少しわかりにくいですが、

③の業界の中でも、もっと詳しく分解してきます。

 

例えば、

 

なぜコンサル業界の中でも総合コンサルなのか(戦略ではなく)

なぜ金融業界の中でも銀行業界なのか(保険ではなく)

なぜメーカーの中でも食品なのか(機械ではなく)

 

ここが足りないという方も、③と同じく業界研究やりましょう。

インターンに参加する、OB訪問する...

 

⑤は、なぜその会社なのか述べていきます。

なぜ広告代理店の中でも電通なのか(博報堂ではなく)

なぜ銀行の中でもUFJなのか(みずほではなく)

 

これも、インターンに参加する・OB訪問するしか手立てはありません。

 

 

⑥は、社風や事業内容が本当に自分に合っているか、ってのを確かめるフェーズです。

 

これは、インターンに参加して社風を掴み、OB訪問を通して実際に自分の目で確かめるしかないです。

 

これで完成です。

 

 

ここで重要なことは、

 

①はもちろん言うまでもないですが、

③から⑥に関して

 

「必ずそう思った理由・エピソード」

 

を付け加えなければいけません。

 

「自分、博報堂ではなく電通いきたいっす!」

 

って言っても、

 

「え?何で?」と言われて

 

「何となくっす!!」

 

って答えたらアウトですよね笑

 

そこで、

 

「自分はインターンを通して、電通の事業内容や社風に〜」とか

「OB訪問で博報堂の方と電通の方に話を聞いて、電通の方が〜」

 

と、インターンやOB訪問のエピソードを付け加えるだけで

 

面接官を黙らせることができます

 

そうすればあなたの勝ちです。

 

正直、ネットに〇〇と書いてあったから〜では、ちょっと物足りないです。

そんなの誰でも言えますからね。

 

あなたにしか言えない、あなたが足で稼いだ情報だからこそ価値があるのです。

 

 

さぁ、ここまで志望動機を作ってきましたが、

 

①から⑥まで全部自分の志望する企業について書けますか???

 

書けないと思ったあなた

 

インターンに参加する目的は、この①から⑥を探すためです!!!

 

一旦、文字起こしして見ましょう。

 

そこで行き詰まったら、そこを解決するためにインターンに応募するのです。

 

これの良いところは

 

インターンに参加する目的が明確になる

②自分が今やるべきことが明確になる

 

と言うことです。

 

自分は社風を体感しにこのインターンに来たんだ!!!

と思っていれば、

 

インターン中の細かなことに気づくはずです。

 

何も考えず、ボーーーっとインターンに参加するより100倍有益です。

 

さらにさらに!!!!!

 

インターンのESに書く、志望動機は

 

紛れもなく③〜⑥を見つけに行くことです。

 

これを志望理由に絡めるだけで、あっという間に志望理由書けちゃいます!

 

最後に

めちゃくちゃ長くなりましたが、最も言いたかったのは、

 

「就活は、本選考を見据えて、自分に足りないところを埋めて行くゲーム」

 

だと言うことです。

 

6月の本選考から逆算して

 

ガクチカと自己PRはこの時期までに終わらせよう!!!」

「SPI苦手だから、冬のこの時期に対策しよう!」

「志望動機を作るために、OB訪問を〇〇月に何人しよう!」

「志望動機を探しに行くために、インターンに応募しよう!!」

 

時間は限られています。

 

自分に足りないところを明確にして、戦略立てて一個ずつクリアしていけば

 

本選考では、あなたは無敵です。

 

今自分がやるべきことを明確にして

 

適宜休憩も挟みつつ

 

就活マラソンを走り抜けて行ってください!

 

私は給水役として、全力でサポートさせていただきます!!!

 

それでは!