新卒金融くんのつぶやき

新卒で金融機関に入った僕が、日々思ったことをつぶやきます。主に就活と仕事のことがメインです。職業柄、お金のあれこれもつぶやきます。

サマーインターンに落ちたら読む話

こんばんは!

 

サマーインターンの募集が本格化してきましたね。

ESやwebテストに忙しい日々を送っている方も多いのではないでしょうか?

 

さて、今日はそんなサマーインターンへの心構えを少しお話できたらと思います。

 

「サマー落ちました。。。どうしましょう。。。」

 

前にも書いたように、私は21卒の就活生をこの時期からサポートしていました。

すると、多くの就活生からラインが届くわけです。

 

「サマーインターン、落ちました。。。就活向いてないかもしれません。。」

 

今から頑張るぞ!って意気込んでいたところに、お祈りメール。

そりゃ落ち込みますよね。

 

そこで立ち直るならまだ良いのですが、2社、3社と落ちていると

「何がダメなのかわかりません泣」

「このままじゃ、本選考もダメになる未来しか見えません泣」

 

と、完全にメンタルやられる就活生も現れます。

 

私は、これはいかんということで、直接対面で話をするわけです。

 

サマーなんて、受かってラッキーって気持ちでいかないと!

私は、いつもこういう話をしていました。

 

まず、サマーと本選考は違うということ。

サマーを通過することは、本選考で通過することより何倍も難しいこと。

サマーインターンの出来は、本選考に影響を及ぼさないこと。

サマーインターンは、受かればラッキー!って気持ちでむこと。

 

サマーと本選考を経験して思いますが、

サマー、圧倒的に受かりにくいです。

 

なぜなら、

①ライバルのレベルが非常に高い

②本選考みたいに何回も面接はせず、GDや一回の面接で決まってしまうため、

自分の本来の実力が発揮されないで終わる

③採用人数がそもそも少ない

 

まず、サマーに参加する層は優秀層ばかりです。

外資コンサル、外資投資銀行、メガベンチャー等々

 

彼らは、かなり早い段階から入念な準備をし、サマーの選考を勝ち抜いてきます。

しかも、彼らは複数企業でサマーの切符を獲得していきます。

 

彼らと戦わなきゃいけないのです。

 

しかし、本選考は違います。

外資戦コンやメガベン、外銀の内定者は基本的にもう就活は終えています。

(総合商社や電博、MMあたりを受ける人はいますが)

 

さらに、選考が早いコンサル、マスコミ勢も抜けます。

彼らのような優秀勢が抜けて、代わりに

「冬以降なんとなく就活始めました!」

って就活生が大量に入ってきます。

 

学校の模試とかに例えるとわかりやすいです。

サマーインターン駿台模試です。

あの模試を受けるのは優秀層ばかりなので、偏差値はでにくいです。

 

逆に、本選考はベネッセマーク模試です。

めちゃくちゃ偏差値出やすいですよね?

 

そもそも、母体が違うんですよ。

 

優秀勢が抜け、そこに就活初心者が大量に流れ込んでくる。

その人たちと、サマーから面接練習を重ね、webテストの対策やOB訪問を

 

しっかりこなし、業界研究も重ねてきたあなたたち。

 

どっちが強いかは、火を見るよりも明らかですよね?

 

実際、サマー全滅した21卒の子、

 

そこから立ち直り冬にコンサルの内定を獲得、最終的には大手金融機関に内定しました。

 

さらに、サマーは何回も面接とかしてられないので、どうしてもGDや面接に慣れている人が受かってしまいます。

 

本選考だと、面接の回数も多く、

(三菱とか8回くらい豊洲に呼ばれたんですけど💢)

 

しっかりアピールするチャンスあります。

GDを実施する企業も少ないです。

 

そして極め付けに、サマーに参加できる人数は、本選考に比べ極端に少ないです。

 

特に複数日もなると、倍率がえぐいことになります。

 

メガバンなんて、本選考600人強採用するのに、インターンに行けるのは

 

1ターム30人とかです。

 

えぐいですね。。。

 

大事なのは、なぜ落ちたかを分析し、次に繋げること

 

さて、前に書いたようなことを21卒の子に話すと、メンタルが回復していきます。

それだけで終わらせてはいけません。

 

また火をつけてあげないといけないのです。

 

サマーで落ちたことは、むしろラッキーです。

なぜなら、自分に何が足りないか知ることができるからです。

 

自己分析が甘かった。。。

GDが苦手だった。。。

 

この失敗を無駄にしてはいけません。

 

そこから、次につなげなければ意味がありません。

 

落ち込んでいる暇なんか1秒もありません。

 

お祈りメールを速攻で削除して、次のESを書いていきましょう。

 

落ちた反省を踏まえ、その反省を次に活かす。

夏にたくさんの選考を経験し、自己成長に繋げる。

 

夏にダメなら、冬にリベンジすれば良いのです。

 

私も、就活初期はサマーボコボコ落ちていました。

しかし、そこで得た反省を生かして、最終的には数多くの内定を本選考では

獲得できました。

 

 

サマーで落ちまくってメンタルがやられていた私に、先輩がくれた言葉が

とても印象に残っているので紹介します。

 

「就活は、10社落ちてからが本番だ」

 

10社落ちてようやく、見えてくる世界があります。

1社2社落ちたくらいで、落ち込んではダメです。

 

ESを書く手を止めないでください。

もう自粛は終わりました。